マーク式基礎問題集 27価格: 800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5 本自体は薄いのですが、問題数は結構あります。特に天文分野にページ数を割いていて、苦手な人にはおすすめです。わりと解説も丁寧で、語呂あわせなども使いつつ、用語や数字の暗記にも気を配っています。 ただ、センター試験の地学は決して難易度が高くないので、センターのみを目的とするなら、この本はややオーバーワークかもしれません。弱点分野の補強、もしくは、8割より上を狙う人にはイイと思います。
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見えない巨大水脈 地下水の科学―使えばすぐには戻らない「意外な希少資源」 (ブルーバックス)価格: 987円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 「現在のような地下水の浪費を続けていけば、やがて世界の穀物生産は減少し、深刻な食糧危機を招くことになる。すでにその兆しは各地で表面化しつつある」(レスター・ブラウン博士)。
本書を読むと、上記の指摘はオーバーではないことがわかる。日本では河川の水もよく利用されているが、世界的に見るとむしろ人類は地下水に支えられているといえる。したがって、地下水に頼って生産された食糧を多く輸入している日本も実は同じ危機を共有していることになるそうだ。
本書は、地下水について、その定義、価値、溜まる仕組み、寿命、味の秘密、名水百選、軟水と硬水、帯水層、湧水、地 |
日本の山と高山植物 (平凡社新書)価格: 798円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 タイトルを見ると山歩きのガイドブックのような内容を連想するが、
それをはるかに超えて、知的好奇心を大いに刺激し、新しい気付きを読者に与えてくれる良書。
しかも内容は堅苦しくなく、地学や環境学の最新の研究成果を分かりやすい文章で解説してくれている。
植生については、気温、降水量、緯度、高度、風力などでこれまで説明されてきたが、
小泉氏は、それだけでは日本の高山食物の分布は説明できないことを指摘。
新たな視点として、地質構造、地盤の岩石の種類、
さらに氷河進退の変遷や火山噴火などの天変地異の時期という地史的な視 |
チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7 地球温暖化問題に関しては、経済的・政治的なスタンスで語られる意見か、もしくはそれを忌み嫌う感情的なスタンスで吐き捨てられる意見かが飛び交っていて、何が正しいのかを知ることは難しい。
本書は、その地球温暖化問題の背景である地球の気候システム、古気候変動について、科学的な歴史をたどりながらわかりやすく解説している。無駄に饒舌な語り口や、舌足らずな解説、不自然な訳(原著が日本語だから当たりまえですが)などが無く、非常に理解しやすく読みやすい。また、科学的に中立であることを(たぶん)心がけて書かれている点も、研究者としての良心がなせるわざだろう。
ただ、もちろん、この本を読ん |
知ればトクする天気予報99の謎 (二見文庫)価格: 630円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 この本は「気軽に読める天気の本」という感じです。
民間の気象予報会社だからできる記述内容です。
たとえば、一部詰めが甘いかなという点があっても、そうではなく、誰にでも取っつきやすい、わかりやすい表記を目指したんだろうと思います。
いろいろと天気予報とこんな所が関係しているとか、一見天気予報が関係していなさそうな業界ともつながりがあったりと、世界最大手の民間気象会社の裏が垣間見られる一冊です。 |
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クトゥルー神話事典 (学研M文庫)価格: 1,050円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 全世界で数多くの作家が、夥しい作品を生み出し、
壮大な暗黒神話体系となった、クトゥルー神話。
日本でも、小説のみならず、漫画や特撮、ゲームなど、
さまざまな媒体で、多くの作品が創り出されています。
本書は、その膨大な作品群を渉猟する
さいに、最適のガイドになるといえます。
ところで、私は日本における記念すべき最初の神話小説が、高木彬光「邪教の神」
であることを、本書ではじめて知ったのですが、本書によると、高木彬光は、江戸川
乱歩経由でクトゥル |
楽しい気象観察図鑑価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 たまに地方に出張に行くと空が広いことに驚き、思い出させてくれます。
本書にはたくさんの美しい空の写真と解説があり、何気ない日常の風景を楽しくさせるたくさんのヒントが隠されております。 |
進化する地政学―陸、海、空そして宇宙へ (戦略と地政学)価格: 3,990円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 地政学の新時代を開く論文集。
古典的地政学のマッキンダーやマハンの著作をその時代背景も踏まえて検討した最新の論文?彼らが軍備の拡張や自国の覇権維持を唱えていたという俗説を覆すものである?から始まり、戦略爆撃や核攻撃を意味していたエアパワーが統合運用のための1つのピースの意味に変わってきたとする論文も画期的である。
また、宇宙空間に古典的地政学の理論を当てはめ、衛星を効率的に運用するための軌道やラグランジェポイントを管理する宇宙地政学、第5次元の情報空間でも航空宇宙といった物理的な地政学との関係を断ち切れないといった情報地政学も興味深い |
はじめてのミニチュアクラフト―ねん土や身近な素材で作る価格: 998円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 姪っ子が大きくなったら、夏休みの宿題とかの参考にさせようと思ったよ?
自分が作るには、ちょっと稚拙な感じはしたけれど・・・可愛いので
イメージは膨らむので 良いと思う。 |
樹木図鑑―葉・実・樹皮で確実にわかる (実用BEST BOOKS)価格: 1,575円 レビュー評価:3.5 レビュー数:7 葉・実・樹皮から逆引き出来るので初心者の私には調べる上で大変助かります。さらに街中、野山、山地というようにセクションが分かれていて探しやすい!
ちょっと散歩がてら、よく目にするけど意外とその名前は知らない樹木について学びやすいです。
写真もいっぱい載っていますし。
でももっとわかるようになったら、物足りなくなりそうです。 |
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